僕 の 想 う こ と その9
〜もう少し、僕に語らせて欲しい……〜

Produdced and Written by 阿賀佐栗須亭

徒然なるままに、しぶとく続く(笑)コーナーの第9弾です。


41. 予感的中!「引き潮」編
42. 調べてみました! チンペイさん
43. 「いまだれ」再人気の兆し
44. 古巣の危機? ポリスター
45. 東大と「チャンピオン」


その41)予感的中!「引き潮」編

 ちょっと自慢させて下さい。最近、「引き潮」が注目されています。
 今年の冬だったか、ディナーショーで歌われたとの情報を『谷村新司ML』の掲示板で拝見しました。我が意を得たりと、にんまりしていましたら、11月4日の山野楽器でのイベントでも歌われていたことを知りました。これは本当に素晴らしいことです。この名曲を放っておく手はありません。実は、「引き潮」について、本HPは「もっと取り上げられていいほどの完成度」と、最近の「引き潮」ブームが来る前に、とっくの昔に、高く評価しているのです。まさに『憲法学入門』の面目躍如! ようやく時代がこのホームページに追いついた(笑)、ととても喜んでいます。

 イベントの様子は http://hibino.com/harvest/hrv_odm.htmlで見ることが出来ます。(2000.11.25)


その42)調べてみました! チンペイさん

 「昴」の意味を調べた私は、「チンペイさん」という言葉に意味があるのかということが気になってきました。そうしたら、いてもたってもいられません。早速辞書を調べてみることに……。すると載っていました、「チンペイ」さんという言葉が!

【陳平】
前漢の政治家。河南の人。黄老の術を学び漢の高祖に仕え、功によって曲逆候に封ぜられた。

【鎮兵】
奈良時代から平安初期にかけて、諸国から徴発し、陸奥・出羽両国の守備を遣わされた兵士。
(『広辞苑』岩波書店、P.1469)

 後者はなんとなく「防人の詩」のイメージと重なってくる感じがしますが……(笑)。何気ないあだ名にもこんなに別の意味があったんですね。さすがは「陳平」、いや「鎮兵」、もといチンペイさん!(2000.12.1)


その43)「いまだれ」再人気の兆し
 元オフコースの鈴木康博さん、元ハイ・ファイ・セットの山本潤子さん、そして元ふきのとうの細坪基佳さんの三人が、往年のヒット曲を歌うCDが発売されました。これは2000年4月に行われたコンサートの演奏を収録したライブ盤で、タイトルは『Song For Memories』(アンサンブル、ENCM-3001〜2)。収録曲を見てみると、「Help!」(ビートルズ)、「パフ」(PPM)、「ミセス・ロビンソン」(サイモン&ガーファンクル)など、ハーモニーの美しい佳曲がずらりと並んでおり、この時代に青春時代を過ごした人ならばみな知っている有名な曲ばかりですね。その中に収録されているのが、いまだれこと「今はもうだれも」(アリス)です!
 もともとこの曲は、関西のフォーク・デュオ「ウッディ・ウー」がオリジナルですが、アリスのカバーによって全国的に知られることになりました。CDにもオリジナルの歌手名が書かれていたのですが、そこには「アリス」と書かれていました。鈴木康博さん、山本潤子さん、細坪基佳さんが紡ぎ出すハーモニーは必聴です。興味のある方は、アリスのバージョンと比較して聴いてみてはいかがでしょうか。このホームページのカラオケ講座でも「いまだれ」を取り上げていますので、現在「いまだれ」が静かなブームになってきているといえるのではないでしょうか。(2001.1.13)

その44)古巣の危機? ポリスター 音楽ライターの方から情報をいただきました!

 私は、しがない音楽ライターをしている、青木(仮名)というもんです。アリスが復活したのに感動しました! が、古巣でもあるレーベル、ポリスターが危機に瀕しているようなんです。私の知り合いの営業マンもどんどん首を切られる始末で、あそこは今やジブラというラップ歌手だけで持っているようなもの。まあ、レコーディングにかかる経費はなかなか圧縮できないので、営業マンをクビにする、というのが一番手っ取り早い経費削減のやりかたなんです。
 1990年代前半は渋谷系のヒットでフリッパーズやコーネリアス、カジヒデキなんかのポリスター所属の歌手がシーンをリードしていたんですが、後半にはほとんどポシャッてしまい、今ではこれといった有力アーティストがいないのが実状です。かつては「昴御殿」「ウインク御殿」などとも呼ばれた会社のビルは、過去の栄華をとどめてはいません。寂しいもんですね。
 そこで考えたのが、アリス再結成のアルバムは、古巣であるポリスターで出してみては? ということなんです。谷村さんがインディーズでCDを出されている話は聞いてますが、やはり流通経路が弱い。「アリス」の名前で全国展開するには、インディーズでは規模が小さすぎます。インディーズは現在、首都圏でこそかなりもてはやされていますが、販売実数は最大のグループなり歌手で2〜3万枚。しかもこの数字は現在もっとも売れているもので、ということです。それにそのようなCDの購買層はやはり、若い人が圧倒的です。かつてアリスを聞いていたファンがそのような売り場へわざわざ足を運んで買うとは考えにくいですね(タワーレコードなんかではインディーズと一般CDの垣根をはずしましたけどね)。ここはぜひ古巣を救う、という意味も込めてポリスターで再結成アルバムを出されてみてはいかがかと。
 ほかにも、危機に瀕しているレコード会社は、安全地帯や来生たかおのヒットで有名なKit○yなんかがあります。かつての隆盛も今は昔、といったところでしょうかねぇ。

─音楽業界にくわしいだけあって、説得力がありますね。付け加えれば、「アリス」はインディーズという小さな器には入りきれないほど偉大だ! ということです。


その45)東大と「チャンピオン」
 唐木恵子さんを知ってますか? 電波少年の坂本ちゃんの家庭教師の美人女性です。彼女は東大(とうだいといっても『ライトハウス』ではない)教育学部出身だそうですが、最初は模擬試験の合格可能性Fランクだったんだそうです。でもどうしても合格したくて『今でも好きですが、谷村新司さんの「チャンピオン」を聞いて』気持ちを奮い立たせていたんだそうです!
 さすが「チャンピオン」!なんと東大受験にも使われていたとは。そういえば昔、広島の衣笠選手の引退会見でも使われたなあ。奥深い楽曲なんですね。(2001.11.9)

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