谷村新司アルバムレビュー その1
〜花散る日〜
Written by 更迭辞意愚(←略してZieg)
喝采 父と子 人間交差点 谷村新司ザ・ベスト
海猫 ―すばる― Emblem 伽羅(きゃら) いまのままでいい
引き潮 海を渡る蝶 抱擁 素描-Dessin-  ベスト・オブ・ベスト
黒い鷲 Jade-翡翠 棘-とげ- オールド・タイム 獅子と薔薇

東芝EMI 1974.11.5 TOCT-6590(音蔵シリーズ)
01. テーマ・さよならの季節
02.
面影
03.

04.
冬木立
05.
さちこ
06.
想い出橋
07. Good-bye My Friend so Long
08.
水曜日
09.
セレナーデ
10.
挽歌
11.
恋唄
12.
おやすみ
 記念すべきソロデビュー作。アリスが墜落寸前の超低空飛行の時代に出されたアルバムです。アリスでは、アメリカンテイストだとか歌謡曲だとか洗練された(洋風の)雰囲気を出そうとしていた(でも失敗していた)頃ですが、このアルバムでは「和」(日本)の雰囲気を強調した仕上がりとなっています。たしかに「和」の雰囲気を出すのには成功していますが、予算のせいか、サウンドがチープなので聴き通すのはちょっとつらいです。とくに「テーマ さよならの季節」は、3分以上にわたるインストだけに……。早くシンジの声を聞きたい人へのじらし作戦以外の効果は望めないような気がします。「恋唄」のサビは「昴」を彷彿とさせるものがあるのですが、サウンドのチープさから見ると、演歌+○歌(?)路線の曲と解釈せざるをえません。また、「さちこ」は幼い「さちこ」の叔父さんの愛の唄という何とも難しい題材ですが、「さちこおじさんと遊ぼうか」の歌詞は、取り方によっては「あやしい叔父さん」になってしまうのでは……(笑)。
 従って正直言って失敗作ですが、『昴』『海を渡る蝶』のための習作と考えれば、成功に至る最初のステップとなったという点で必聴ではあります。

海猫 東芝EMI 1975.12.20
01. ハーバー・ライト(港の灯)
02.
ひまわり
03.
ぬくもり
04.
雨やどり
05.
夢行燈
06.
サンセット(蒼い夕陽)
07.
讃歌
08.
都忘れ(Duet with 水沢有美)
09.
海猫
10.
砂の道
Now Printing

引き潮 東芝EMI TOCT10118(音蔵シリーズ・発売98.2.25)79.4.20
01. 引き潮
02.
哀しみの終わる時
03.
熱い吐息
04.
アディオス
05.
この空の下
06.
春雷のあとで…
07.
煙草のけむり
08.
暗い桟橋
09.
青空
「酒と煙草の匂いのする男谷村新司3枚目のソロアルバム!!」とオビに。本当はシンジは酒に弱いはずなのに……との疑問が頭をもたげてくるのですが、実際に聴いてみるとオビの意味も分かってきます。つまり、夜のバーで、煙草をくゆらしながらバーボンのロックを飲んでいる。そこに聞こえてくるシャンソン……そんなイメージで作られたアルバムなんですね。なるほどそれで「酒と煙草」なのか、と合点するとこのアルバムの曲は素直に耳に入ってきます。タイトル曲「引き潮」などは、もっとコンサートで取り上げてもいいのではと思えるほどの完成度。また、「この空の下」は『生成』においてとりあげられてますが、それも分かる気がします。アリスも軌道に乗った時期に放った充実のアルバムです。

喝采 東芝EMI TOCT-8200(音蔵シリーズ)
01. 喝采
  ―想い出のライト―
02. Left Alone
03. 真夜中のカーニバル
04. 凱旋
05. 陽はまた昇る
06. Follow The Sun
07. ムーランルージュ物語
  ―哀しみのライト―
08. ラスト・ソング
  ―最後のライト―
 このアルバムは「やりたい放題のアルバム」と言えます。1曲1曲見ていくとよくわかります。まず、シャンソンなのかジャズなのか、どっちの影響が強いのかよくわからない「喝采―想い出のライト―」「Left Alone」の2曲に度肝ぬかれます。次に、「真夜中のカーニバル」。これも「濃い」です(もっとも、この曲は最近でも聴けそうな曲調なので、我々ファンからすれば「濃い」といってもしれてますが)。そして「凱旋」。この曲の歌い出し「祖国を〜」は、「天狼」の歌い出し「悲しみ〜」とそっくり。さらに、「Follow The Sun」。まさかここで西部劇の主題歌(もどき)が登場するとは!まさにやりたい放題の極致!!隠れた名(迷?)曲ではないでしょうか。声量と歌唱力があるシンジだからこそ許されるこのノリ、私は大好きです。さらにさらに、「ムーランルージュ物語―哀しみのライト―」はモンマルトルの踊り子の曲ではなく、花魁の曲ではないかと思えるほどジャパネスクです。
 これだけやりたい放題やっておいて、最後は名曲『ラスト・ソング』で締めるんだから。こういうのを才能って言うんでしょうね。はじけたシンジを聞けるという点でオススメです。

―すばる― ポリスター
01. Runnin'on
02.
終着駅
03.
レテの川 ― Lethe ―
04.
この世が終わる時
―When the world ends ―
05.
マイ・ボーイ
06.
玄冬記 ― 花散る日 ―
07.
残照
08.
― すばる ―
 日本ニューミュージック史上に残る金字塔。それは、アジアの名曲「昴」を含んでいるからに他なりません。「もう聴き飽きた」という人も多いかもしれませんが、聴き飽きるくらい聴けるところが名曲の名曲たる所以です。
 さて、「昴」の陰に隠れて目立たないけど、このアルバムの他の曲も捨てがたいものがあります。生まれ来る我が子への思いを格調高く歌い上げた名曲「マイ・ボーイ」、親への複雑な思い(葛藤と呼んでも構わないでしょう)をとりあげた「残照」、家族への限りない愛情を「明日この世が終わるなら」というシンジ独特の(大げさな?)設定のもと描ききった「この世が終わる時」、さらに「レテの川」は「冬の嵐」に通じ、「22歳」「忘れていいの」に至る前ぶれの曲のようにも感じられます。「Runnin'on」にみる和洋折衷(「Runnin'on my way 春爛漫」という歌詞!)はシンジの得意とするところです。そして、当HP一押し「玄冬記」。歌詞の斬新さは他の追随を許しません。ここには、絶頂を極めたシンジの姿がここにあります。
海を渡る蝶 ポリスター
01. 序曲
02. 海を渡る蝶
03.
04. 花束―最後の汽笛―
05.
天狼
06. 浅き夢
07. 冬の雁
08. 群青
09. 砂漠
 隠れた名作(というより隠れたまま忘れ去られたアルバム)(笑)。新司の歌は聴けば聴くほど気が滅入るという、麻薬で言うとコカインなどの「ダウン系」に属し、一度はまると抜けられないという性質を持っています。「群青」なんかは真冬の日本海に押し寄せる荒波を思い浮かべながら聴くと、「寒さ倍増」です。「昴」のヒット直後のアルバムのため、の出来損ないといわれる「天狼」(ア〜ア〜ばっかり)が入っていますが、とりあえず気にしないようにしましょう。他者の追随を許さない「濃さ」に、新司の典型的なパターンの曲を聴くことができます。中でも「愛」、「花束」は必聴。

Emblem ポリスター
01. 龍のエムブレム/DRAGON EMBLEM
02. 九龍の出来事/KOWLOON NIGHT
03. ベラドンナ・リリー/BELLLADONNA LILY
04. 憧れのチェン夫人/LADY CHENG
05. ハリマウ/HALIMAU
06. 夢の世代/FROM THESE DAYS
07. 朝日を求めて/SEACHING
08. 太陽の誘惑/NINTEEN SIXTY
09. 名画物語/CINEMA STREET
10. 小さな肩に雨が降る/RAINY DAYS OF OUR YOUTH
『昴』以来の男のロマンを歌う路線の究極盤。「濃さ」という点では『海を渡る蝶』と双璧です。『海を……』のほうが日本風の「濃さ」だとすると、こちらは香港風の「濃さ」とでも言えましょうか。蒸し暑い香港に見た懸命に生きる人々。そしてアジアへのアツイ思い。それらが渾然一体となって曲に凝縮されております。とくに「龍のエムブレム」から始まるA面5曲(レコードでは「DRAGON SIDE」と名付けられていました)は、組曲と呼べるほどの、一部の隙もない完成度! とにかく濃い。「龍のエムブレム」にはブレイクで「ウ〜ッ!ウ〜ッ!ウ〜ッ!ウ〜ッ!」と入り、「ハリマウ」では「ウォウウォウウォウハーリマウッ!」。そしてその後のストリングスが、1970年代のディスコサウンドを彷彿とさせます。まさにカリスマの歌声です。
 また、「夢の世代」以降の「DREAM SIDE」では、得意とする哀愁あふれる男の世界の歌をこれも濃く濃く歌い上げています。ドラマ「オサラバ坂に陽が昇る」(漢字は正確ではないかも)主題歌「小さな肩に雨が降る」が最後に泣かせてくれます。「昴」や「チャンピオン」のような路線の曲が好きな人にとっては涙ものの、全曲聴き終わるとまたもう一度聴きたくなるアルバムです。そして、このアルバムで男のロマン路線を極めたシンジは「22歳」を発表し、華麗なる変身を遂げることとなるのです。
抱擁-SATIN ROSE- 1984.1.21.
01.サテンの薔薇
02.
ありふれた黄昏の街にて
03.
卒業
04.
22歳
05.
モーニング・コール
06.
冬の扉
07.
忘れていいの
08.
ガラスの花
09.
窓辺の猫
10.
いい日旅立ち
「22歳」によって女性の恋愛を歌う新路線を確立した新司の放った傑作アルバムです。全体としては華やかな雰囲気を演出しつつ、女性の悲しい恋を歌うという難しい路線を見事に成功させています。「忘れていいの」(ソロバージョン)「いい日旅立ち」といった文句なしの名曲だけでなく、高田みづえに提供した「ガラスの花」、個人的にイチおしの「卒業」といったところも聞き逃せません。後に『誕生日』の題名でシングルカットされる「ありふれた黄昏の街にて」も耳に心地よいですね。LPでは、歌詞カードがイラ
スト入りの5枚組という凝り様もまたいいのです。ちょっとエッチはジャケットもたまらない。名盤と呼んでいい出来です。

-とげ- MONDAY A.M.8:00 1984.10.5
01.レストランの片隅で
02.
誘惑
03.
青春残酷物語
04.
流行の女達
05.
月曜の朝8:00
06.
棘-とげ-
07.
夜顔
08.
嫉妬-ジェラシー-
09.
男と女
10.
この胸にもう一度
 -Let us try again-
『抱擁』の続編といえる女性路線のアルバム。地味ですが、しかし、完成度はより高まっています。新司もライブでこのアルバムからの曲をよく歌っていますよね。「レストランの片隅で」「流行の女達」「棘」「夜顔」などは、定番とまでは言わないまでも、何度も取り上げられてますし。これらの曲以外にもばんばひろふみとの競作となった「誘惑」(ばんばんは別の題名)などもいい。1曲1曲の完成度が高い上に、しっとりとした雰囲気に統一されていて、トータルアルバムの名盤といえます。個人的には「周りの人が遠くから 私を盗み見してるけど このままかまわないでいて 思い出の この場
所に いさせて」「レストランの片隅で」の詩が大好きです。

人間交差点-HUMAN SCRAMBLE- 1985.7.1
01.ビクトリー・ロード-JOEの幻-
02.北風のエール
03.マラソンマン
04.12番街のキャロル
05.刑事
06.柊の街 -RAINY DAY-
07.
階段のオスカー
08.愛の誓い-GIVE IT ALL TODAY-
09.
悲しみの9月の前に
10.エデンの夏
11.葬送セレナーデ
『抱擁』『棘』の女性路線からもう少し幅を広げ、「人間」を取り上げた作品となりました。「愛の誓い」「12番街のキャロル」といった曲が中心に構成されています。しかし、スポーツから刑事まで、何でも取り上げてしまったので、全体的には訳が分からなくなってます。おもちゃ箱的面白さをそこに見つけることのできる人にはお勧めできるんですが・・・。曲の方をみてみると、大曲「刑事」、「エデンの夏」などには高い評価を与えることができます。逆に、「ビクトリー・ロード」「北風のエール」ははっきり言って失敗作。ひどすぎ。歌詞カードの方は、『抱擁』以来のこだわりがつづいています。

伽羅(きゃら) 1985.11.25 ポリスター
01.伽羅
02.ジョニーは戦場へ行った
03.祇園祭
04.愛去りて
05.老優―キャスティング―
06.
デラシネの星座
07.
トランジッド・エイジ
08.タクシードライバー
09.
2000年のサブリナ
10.浪漫鉄道「途上篇」
 『人間交差点』から4ヶ月という短期間で作られたアルバム。そのためもあってか、このアルバムを「傑作」と呼ぶ人は「いません」。しかし、私は「祇園祭」が大好きでシングルも買ってしまいました。だから、第三者的な評価は別にして、私はこのアルバムが好きです。今ではすっかり取り上げられなくなった「浪漫鉄道「途上篇」」(最近では浪漫鉄道といえば「蹉跌篇」ばかりとりあげられている)が収録されているのが、今となっては逆にマニアック。
 また、「老優」の「陰には陰の役割がある それが人生のキャスティング」という詩も泣かせます。これぞまさに光の当たらない人たちに注目する新司の真骨頂。さらに、「2000年のサブリナ」などは西暦2000年にあたる来年のツアーで取り上げられる可能性大。ひょっとしたら、今、もう一度聴きなおしてもいいアルバムかもしれません。最後に。JOYSOUND、いやどこでもいい、「祇園祭」をカラオケに入れてくれ〜!!

素 描  
01. 帰らざる日々
02. ジョニーの子守唄
03. それぞれの秋
04. 遠くで汽笛を聞きながら
05. 狂った果実
06. 秋止符
07. 陽はまた昇る
08. チャンピオン
09. ラスト・ソング ― 最後のライト ―
 このアルバムを一口で表現するなら、「名盤になり損ねた」アルバムということができるでしょう。
 曲というのは、大きくわけて3つの要素、すなわち、サウンド・メロディー・ハーモニーから成り立っています。このうち1つでもかけたら名曲とはいえません。では、このアルバムに含まれている曲はどうでしょう。メロディー・・・文句なしです。だって選りすぐりの曲ばかりだからです。ハーモニー・・・シンジの強力な歌唱力からすれば問題あるわけありません。サウンドは・・・・・・・・「ジョニーの子守唄」の軽やかなロックンロール、「遠くで汽笛を聞きながら」の荘厳さ。いいですね。「冬の嵐」もいい。
 でも、でも、「チャンピオン」のあのアレンジ。いくらなんでもそれはないだろう!!特にギター! なんでヘビメタみたいなリフなんだ。
「チャンピオン」は、みんなが聴きたい名曲です。だから、この曲がだめだと他にも響いてしまうのです。よって、他の曲がいくら優れていようとも、このアルバムを高く評価することはできません。「名盤のなり損ね」と評価する所以です。

オールド・タイム 1986.12.11 ポリスター
01.乾杯
02.
アーバン・カウボーイ
03.
美しい瞬間
04.
アイビー・ロード
05.
オールド・タイム (リミックス)
06.
ディスタンス ― 悲しみの距離 ―
07.
クラシック ― CLASSIC ―
       (リミックス・ヴァージョン)

08.
約束 ― 思い出のフォトグラフ ―
09.
アゲイン
10.
再来
11.幸福 ― しあわせ ―(CDのみ)
 従来より(本人が勝手に)意識していた「ダンディズム」路線を強調したアルバム。女性が主人公の曲は「美しい瞬間」のみで、残りの曲はすべて男性が主人公です。もっとも、離婚が決まった男「アゲイン」、つきあっていた女が結婚することを知った男「ディスタンス」、引退する俳優「乾杯」、昔バンドをやっていた自分を思い出す男「アイビー・ロード」、恋人との約束を破り別の女と結婚した男「約束」、殴り合う男二人「クラシック」など、心に傷を持った濃い男ばかり。アレンジの方は、濃い曲に濃いアレンジという『昴』『海を渡る蝶』路線とは異なり、濃い曲+ダンディで上品なアレンジ、という新たな路線を目指した仕上がりになっています。
 この路線はこの路線で、新たな境地を切り開いたということで評価できます……。が、このアルバムの詩は、『海を渡る蝶』における「花束」のような、「どうしてもこの光景を歌いたいんだ!」という気迫が伝わってこないのが残念です。そういうことで、新たな境地を切り開いてはいるがイマイチ、というのが全体の評価です。

いまのままでいい  
01. 今のままでいい
02.
22歳
03.
冬の扉
04.
ガラスの花
05.
夜顔
06.
流行の女達
07.

08.
サテンの薔薇
09.
ガラスの風鈴
10.
忘れていいの
11.
レストランの片隅で
12.
冬の雁
13. うたかた
 女性の切ない恋心を歌ったセレクションアルバムです。「今のままでいい」をフィーチャーしており、企画としては『ラブソング・ベスト』と重なりますが、こちらのが「元祖」です。『棘』と同様のしっとりとした雰囲気に統一されていて、たいへん聴きやすいと思います。また、曲数も全体の時間も丁度よいので、何度聴いても疲れませんね。当然ながら、『ラブソング・ベスト』より優れた出来映えということになります。さらに特筆すべきなのは、鶴田一郎さんのジャケットです。全体の雰囲気を美しくも切なく表現しきっている。ジャケットを見ながら聴くとさらに雰囲気がでてきますよ。
 シングル「今のままでいい」も ―バーコードさえなければ― 芸術そのものといっても過言ではありません。絶頂期に出されたアルバムで、充実した出来と評価できます。

獅子と薔薇 1988.9.18  ポリスター
01. 獅子の時代
02. 英雄
03.
青い薔薇
04.
秋のソナタ
05.
神のマリオネット
06.
SA YO NA RA―エピタフ―
07.
冬のメリーゴーランド
08.
家路―私が死んだ日―
09.
THE NAME
10.
黄昏(ロンドン・デリー・エアー)
ヨーロッパ三部作第一作で、ロンドン交響楽団との共演です。『昴』のより壮大な路線を狙ったらしいけど、いかんせん共感できる曲が少なすぎます。何回も繰り返し聴けるアルバムではありません。シングルに英雄を選んだのが最も大きな失敗。「獅子の時代」のほうがどうみてもかっこいいし、「青い薔薇」が後にシングルカットされたけど、こっちでもよかった。さて、個人的なイチ押しは「家路―私が死んだ日―」。「私」が路上で行き倒れになって死んでいく光景を歌うというJ.POP史上初の暴挙に拍手を送りたいですね。「私が 死んだ日は 夜明け前から 雨だった・・・」ロンドン交響楽団は詩の内容を知っていたんでしょうか? それにしても、ロン響の演奏のクオリティの高さには圧倒されます。

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