蜩 | 喝采 | 父と子 | 人間交差点 | 谷村新司ザ・ベスト |
海猫 | 昴―すばる― | Emblem | 伽羅(きゃら) | いまのままでいい |
引き潮 | 海を渡る蝶 | 抱擁 | 素描-Dessin- | ベスト・オブ・ベスト |
黒い鷲 | Jade-翡翠 | 棘-とげ- | オールド・タイム | 獅子と薔薇 |
海猫 | 東芝EMI 1975.12.20 |
01. ハーバー・ライト(港の灯) 02. ひまわり 03. ぬくもり 04. 雨やどり 05. 夢行燈 06. サンセット(蒼い夕陽) 07. 讃歌 08. 都忘れ(Duet with 水沢有美) 09. 海猫 10. 砂の道 |
Now Printing |
人間交差点-HUMAN SCRAMBLE- | 1985.7.1 |
01.ビクトリー・ロード-JOEの幻- 02.北風のエール 03.マラソンマン 04.12番街のキャロル 05.刑事 06.柊の街 -RAINY DAY- 07.階段のオスカー 08.愛の誓い-GIVE IT ALL TODAY- 09.悲しみの9月の前に 10.エデンの夏 11.葬送セレナーデ |
『抱擁』『棘』の女性路線からもう少し幅を広げ、「人間」を取り上げた作品となりました。「愛の誓い」「12番街のキャロル」といった曲が中心に構成されています。しかし、スポーツから刑事まで、何でも取り上げてしまったので、全体的には訳が分からなくなってます。おもちゃ箱的面白さをそこに見つけることのできる人にはお勧めできるんですが・・・。曲の方をみてみると、大曲「刑事」、「エデンの夏」などには高い評価を与えることができます。逆に、「ビクトリー・ロード」「北風のエール」ははっきり言って失敗作。ひどすぎ。歌詞カードの方は、『抱擁』以来のこだわりがつづいています。 |
伽羅(きゃら) | 1985.11.25 ポリスター |
01.伽羅 02.ジョニーは戦場へ行った 03.祇園祭 04.愛去りて 05.老優―キャスティング― 06.デラシネの星座 07.トランジッド・エイジ 08.タクシードライバー 09.2000年のサブリナ 10.浪漫鉄道「途上篇」 |
『人間交差点』から4ヶ月という短期間で作られたアルバム。そのためもあってか、このアルバムを「傑作」と呼ぶ人は「いません」。しかし、私は「祇園祭」が大好きでシングルも買ってしまいました。だから、第三者的な評価は別にして、私はこのアルバムが好きです。今ではすっかり取り上げられなくなった「浪漫鉄道「途上篇」」(最近では浪漫鉄道といえば「蹉跌篇」ばかりとりあげられている)が収録されているのが、今となっては逆にマニアック。 また、「老優」の「陰には陰の役割がある それが人生のキャスティング」という詩も泣かせます。これぞまさに光の当たらない人たちに注目する新司の真骨頂。さらに、「2000年のサブリナ」などは西暦2000年にあたる来年のツアーで取り上げられる可能性大。ひょっとしたら、今、もう一度聴きなおしてもいいアルバムかもしれません。最後に。JOYSOUND、いやどこでもいい、「祇園祭」をカラオケに入れてくれ〜!! |
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