僕 の 想 う こ と その21
〜もう少し、僕に語らせて欲しい……〜

Produdced and Written by 管理人

徒然なるままに、いつまで続くのかと思わせる(笑)第21弾です。


101. シンジと矢沢永吉氏ーティオぺぺさんの見解
102. 『サライ』がいかにすごいか
103.
104. 
105.


その101) シンジと矢沢永吉 氏ーティオぺぺさんの見解1

 先日、ティオぺぺさんが面白いことを書いておられたので、ここに記録しておきますね。

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谷村新司と矢沢永吉  投稿者: ティオペペ  投稿日:2007年 7月11日(水)00時28分47秒

先日、NHKで「SONGS」という番組で矢沢永吉の特集が2週にわたって放送していました。
私は2週とも観たんですが、目が釘付けになりました。
とにかく、めちゃくちゃカッコいいんです。
私は、矢沢氏に関してはファンでもないし、思いれもありません。
そんな私が、矢沢氏のカッコよさに感動しました。

このカッコよさは何だろう?
私なりに色々考えて出た答えは「変わらない」という事です。

「変わらない」といっても説明があります。
矢沢氏自身、昔から比べたら当然歳もとったし、楽曲的変化もあったことでしょう。
私が言う「変わらない」と言うのは、エンターティナーに対する姿勢です。
60歳を前にしても「俺はロックンローラー」という気構え。
そして、番組内のインタビューで発言していた言葉「いかにカッコよく見せるか」
「失敗してもそれをどう絵として見せるか」

素晴らしいと思いました。
永ちゃん、変わらないなぁ〜
10年前の永ちゃんも、現在の永ちゃんも変わらない。
その辺が、今も熱狂的な支持を受ける要因だと思ったのです。


スミマセン。本当に前置きが長くなりました。

さて、我らが谷村新司です。
私は今の谷村さんを見て、「激変した」と感じてます。
それも悪い方に変わってしまったと思ってます。
その要因はここ数年の言動にあります。
皆さんご存知の通り、谷村さんは上海の大学の先生になってからというもの、なにかにつけて中国話。
あまりにもの傾倒に聞いてる私が日本人として恥ずかしくなる時があります。

そして最近では神秘的話のオンパレード。
まるで宗教家へなるような感じすらします。

谷村さんは歌手としての心を捨ててしまったのか?

そう思ってるところに「オリオン13」が発表されました
私はこの掲示板において「歌手人生のベスト盤」と書かせてもらいました。
その思いに今でもいささかの揺るぎもありません。
私の中でベスト3に入るほどの名盤だと思ってます。

ただ誠に残念なのは、このアルバムに対して谷村さんが色々注文をつけてる事です。
「13のヒント」「物からココロの時代」「バンドサウンド云々」
私にとってそんな事はどうでもいいんです。
永ちゃんのように「オレの音楽を聴いて何かを感じてくれ」でいいんです。

ハッキリ言って、今の谷村さんはカッコよくないです。
永ちゃんの確固たる自信からくるカッコよさはないです。
なにを、右往左往してるんだと思います。

谷村新司と矢沢永吉。
この2人を比較することはナンセンス、と思われる方がいる事は私も承知をしております。
かくいう私も私もその一人です。
共通点と言えば同世代ということぐらいでしょう。

ただ、久々に矢沢永吉というミュージシャンを観て、今の谷村さんに無いのは単純ですが、矢沢氏の「カッコよさ」だと思ったのです。

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このあと、kejiさんが、両者とも60歳近くで現役をはっているところがカッコイイとの意見をしめされました。おふたりのご意見は非常に興味深かったの で、私もコメントさせていただきました。

シンジはなぜかっこいいか、です。

(1)曲がすごい

最近しゃべりすぎなのは確かですが、これも楽曲という実績のなせる業。
「いい日旅立ち」や「昴」、「サライ」「風の暦」のような時代を超える名曲を作り続けていること自体、「かっこよさ」を体現しているといえるのではないで しょうか。

矢沢氏もすごいのは間違いありませんが、やっぱり「ロックンロール」というジャンルにこだわりにこだわっているので、私からすれば、ちょっと曲の世界に入 りにくいように思います。「もう一人の俺」、この間カラオケで歌ってみましたが、私はあんまり感動しませんでした。


(2)シンジは変わる

シンジは変わることを恐れていないので、そこがまたカッコいいと思います。
ソロの軌跡をたどるだけでわかります。

蜩〜昴〜エムブレム〜抱擁〜ヨーロッパ三部作〜三都物語〜イタン〜半空〜オリオン13.

変わりすぎなくらい変わっています。しかしそれこそシンジ。矢沢氏のようにロックンロールにこだわるかっこよさもあるでしょうが、あくなき探求をつづける シンジに私は共感を覚えるのです。


私の意見に追加;
 第一。シンジは変わるからすごい。中島みゆきさんがなぜ今もよく聴かれているのか。これも変わり過ぎるくらい変わっている方です。ユーミンは変わってい ないので、最近ではCMにでたりしている。変わることの出来るミュージシャンに私は共感を覚えます。

 第二。矢沢氏とシンジの比較自体は、無理があるとはいえ、シンジ学における新たな切り口が提供された点で、非常に意義のあるものだと考えます。

(07.08.20)


その102)『サライ』がいかにすごいか
『サライ』がいかにすごいか。

先日、シンジファンでない友人(私がシンジファンであることを知らない)と飲みにいき、『サライ』を歌う機会があったのですが、そこで、友人がこんなこと を言っていました。

「・・・・『サライ』の詩はすごいんですよ。

この『サライ』って 言葉ね、
キプチャク王国の首都のことなんだよ。
それでその『サライ』って街は、砂吹雪がものすごくひどい街だったんだ。
『桜吹雪のサライの空』っていうのは、
その首都『サライ』の気候とかけてあるんですよ。
この谷村新司の教養。


これはすごい・・・・」


なんと!
そこまで深い意味があったとは。
彼の説明には「『サライ』=故郷」というのは抜けていたのですが、
私は感激のあまり、
ビールを一気に飲み干し、


『タニムラシンジはすごいね』


万感の思いを込めて、言ったのでした。



注:キプチャク王国の首都「サライ」については以下を参照してください。

http:// ja.wik ipedia .org/w iki/%E 3%82%B 5%E3%8 3%A9%E 3%82%A 4_%28% E9%83% BD%E5% B8%82% 29
(07.11.20)


その103)
 

その104) 


その105)


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