「ガラスの17歳」

くらたさんより貴重なご指摘をいただきました。以下解説!(2001.8.20付けカキコ)

「おそらく最初から22歳のB面用に作られたのであろう。」とありますがこれは間違いです。製作当時、谷村さんはばんばひろふみさんたちと共にMBSヤングタウンという深夜番組をやっており、その中でドラゴン大作戦という「目指せ、シングルヒット」的なコーナーがあったのですが、その時にどんな曲が売れるかを、広くリスナーに求めた結果タイトルに年齢を入れると売れるのではないかという事で谷村さんがとりあえず2曲つくってみたのが「17歳」「22歳」でした。で、リスナー投票で指示をえた方をシングルA面にしようという事で結果的に「22歳」がA面になったというのが真相です 。ですから、「17歳」こと「ガラスの17歳」もシングルを意識したリキの入った楽曲だった筈です。ちなみに僕は間奏に入る「OK,Jake!」という今は某FMのサタデーウェイティングバー「アバンティ」でバーテンもやっているサックス奏者ジェイク・H・コンセプションとのライブ乗りの掛け合いがとても好きです。
  書いてて思い出しましたが、購買層(ターゲット)を何処にしぼるかで、17歳(高校生)と22歳(大学生)が選ばれたんだったと思います。確か。 MBS「ヤンタン」のドラゴン大作戦ではソロになってからのシングル「スーパースター」と「夢の世代」も 強力プッシュしたんですが、結果はライブで「夢の世代」を歌う前振りに「ベストテンまであと100位!」と叫んで客席の笑いをとってたくらいですから谷村さん自身、ソロになってから思ったようにヒットが出せない事に(当時)かなり焦燥感を抱いていたんだと今にして思います。(だいたい、それまでのチャートが凄すぎたんですが)

管理人:
 
それにしてもジェイクがあの『アバンティ』の彼だったとは!驚きでした。くらたさんのカキコを拝読してから、周りの友人に思いっきり言いふらしています。
 さて、「ガラスの17歳」については、楽曲の出来からの推測でした。今考えてみれば、シンジの当時の年齢から言って、17歳の曲を歌うこと自体が苦しかったのではないでしょうか。来生たかおさんが「はぐれそうな天使」について「ちょっと僕には歌詞が幼かったかも」とコメントしていたのを聞いたことがありますが、それと同じような感じをうけました。


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