第1回渋谷音楽祭レポ

By 管理人


 


2006.11.19に行われた渋谷音楽祭のレポです。遅蒔きながら、アップさせ ていただきます。


 シンジは司会の役回りでした。
FM東京の藤丸アナと一緒にバンドを紹介するという役です。トークは思い出したときに書くこととします。

さて、シンジのライブは、順序は(当然)オオトリでした。
そのまえに押尾コータローさんが出演されて、2曲演奏。超絶テクを披露してくださいました。

そこで押尾さんがギターを始めたころのエピソードを紹介。

以下記憶より。。。

ギターの教則本を最初に開くとアルペジオが出てくる。
課題曲が、さとう宗幸さん「青葉城恋唄」。
「63231・・・電話番号ちゃいますよ」爆
「Gではじめてっと・・ひろせが〜 あ、コード変えな・・・Cっと。わ〜」
「ながれるきし。。あ、また変えな、Gっと。」
「あ、右手・・・・えぇ〜い、もうやめじゃ!」爆

その後教則本に「スリーフィンガー」が出てくる。さらにむずかしいから飛ばす。

その後、ストローク! これはすばらしい、右手を見ないで弾ける(爆)。 そして最初の課題曲が、EMからはじまるこの曲、「チャンピオン!」 (うぉ〜!!)

「簡単でしかもカッコイイ! (爆)これ重要です。私はこの人のおかげで、ここまできました」(このような意味のことをいいました)

そして、舞台の右手を指して「谷村シンジさんです!」

シンジが左手から登場 全員爆笑 「あ、こっちでしたか」

シンジ「えっと、何やろ?」
押尾「何やろって、ここまで紹介したんですから、あれしかないしょう」笑
シンジ「そうか」

チャンピオンを演奏することに決定。

シンジ「じゃあこうするか。サビ、おれが上を歌って、コータローメロディ歌って」
コータロー「あ、僕がちんぺいさんのパート、ちんぺいさんがべーやんさんのパートを、とこういうわけですね」
シンジ「そうそう、それでいくか・・・あ、すみません舞台上で打ち合わせして」 爆

ということで「チャンピオン」始 まる。おっと忘れていましたが、シンジのギターはギブソンdove。

シンジはベーやんのパートを歌うのかと思いきや、「つかみかけた」はシンジ。打ち合わせと若干異なるような・・・w。あれはサビの話でしたかw

押尾コータローさんの唄。これが意外にもうまい(すみません!)。

サビもきれいにハモってました。以前よりわれわれが心配していたシンジの声量ですが、ちゃんとトレーニングしてきたのでしょう、まったく問題なし!一部で ささやかれていた声量減退説を打ち消したのでした。


チャンピオンのアレンジはロックぽい感じですが、原曲のイメージを壊さない、好感の持てるものでした。ギターソロを押尾さんがやるのかと思いましたが、 バックのフルカワさんが演奏。後ほど触れますが、フルカワ氏のギターは気持ちよかったです。

歌い方は、80年代より確立している「おお神よ 彼を」「帰れるんだ これで!」のところを原曲と若干変えて歌うというものでした。

ライララライ・・・とやって、終了!

シンジ「押尾コータロー君でした!」

押尾さんが退場。もうちょっと競演してもらいたかった。残念。

間髪をいれずに「冬の稲妻」イントロが始まる。観客 「ウォー!」シンジは下のパートを歌う。

やっぱりハモリがほしい。
仕方ないので私が上のパートを歌ってハモっておきました 笑

「ふゆいな」が終わるとこれまたすぐに「遠くで汽笛を聞きながら」! 当然歌い方も飛ばした 感じで。

たとえば
原曲で
「きーきーながーらー」のところを
「ききーながら(ながら若干早口)」

とやる感じです。

文字ではわかりにくいかもしれませんが、コアな方ならわかります(笑)。わからない方も大丈夫。ライブ盤をきけばわかりますからご心配なく。

これもきもちよかったが、白眉はギターソロ。2番が終わってギターソロでしたが、その始まり方が渋い。すべての音が消え、一瞬間をおいて、うなる 感じでギターが入る。うなる時間もギターにゆだねられていて、思う存分うなってから、満を持してドラムが入る。ここはしびれた。フルカワさんすばらしいと 感心したのでした。

終了。そして
シンジ「最後にこの歌を歌ってみます」

ピアノ1本で「昴」のイントロ。昨年のディナーショー、今年の東大 寺とこのパターンで来ているようで、ひそやかな「昴」でした。 paxmusica85のころもこんな感じだったのですが、このときはバックがピアノじゃなかったはず。若干異なってます。ただ歌い方に共通 点が見出せるので、こういう「昴」の歌い方を追求していたのではないかと思いました。

そうして昴終了。

そして全員が出てきて、「HEART IN HEART」に移ったのでした。。。



※そのほかのトーク、ランダムに。


◎シンジ得意の年齢ネタがありました。

シンジ「会場見たら、年齢層バラバラ。年齢のチェックを入れてみたいと思います」
司会のアナ「入れますか」
シンジ「はい。10代の人 (ぱらぱら)・・ 20代の人、(ぱらぱらぱら)、30代!(ぱらぱらぱらぱら)、40代!(ぱらぱらぱらぱら)、50代(う おおお!!)、60代(うおおおおお!!!!) すごいですねえ」
シンジ「これは、親子3代とかいるかもわかりませんねえ。わしはこのバンドがええ、うちはこれ・・みたいな」爆



◎最初のところで、「いくよ!」客「ウオー!」
という「HISTORY」のヒットパレード前のノリもありましたよ。

◎それとメキシコネタ。「日本ナンバーワンミュージシャンがお忍びできている」とウソをついてメキシコで5万人を前に歌ったこと。



(2006.12.5)





音楽祭で見たバンド


まずシンジの分をレポートさせていただきました。

ほかのバンドもよかったので、できるかぎりご紹介します。

私が見たのは渋谷公会堂の分だけです。すみません・・


1 FROOTS

オープニングのバンド。ファンクバンドということでしたが、私のようなフォーク好き、シンジ好きでも十分聞くことができる、キャパの広いバンドだと思いま した。演奏もうまい!

2 六畳人間

「ろくじょうひとま」と読みます。「本物のロックバンド」というキャッチフレーズ。ロックというよりハードロックです。たしかに演奏はすごい。パフォーマ ンスも、ギターを頭の上まで持ち上げてのプレイなど、ハイレベルでした。
ロックとハードロックの違いについては議論してみたいw

3 サカヒカリ

歌詞がいいとシンジがほめたとおり、「大きな本棚」は秀逸。直接的な表現ばかりで飽き飽きしている私のような人間には、しっくりしました。

4 渡辺ケイジ

ピアノ1本で演奏するスタイル。2曲目ではバイオリンと共演。印象に残るステージでした。ピアノの音とバイオリンの音とのハーモニーに微妙な違和感が残り ました。みんなで1台のピアノを使っているので仕方ないのですが・・・
歌もうまいし、聴いていて気持ちよかったです。

5 し ばのまり子

歌がうまい。最終的にはこれに尽きる。すごい実力だなあと思ったら、テレビ東京系のアニメ(?)「魔弾戦記リュウケンドー」エンディングテーマを歌ってい るそうです。どうりで。

6 REALLY NUTS

このあたりで体力的にきつくなってきて、このバンドのときに休んでました。すみません。実力十分という印象。

7 MSG

ボーカル32歳、ベースが36歳!
しかしトークが面白い上に演奏もハイレベル。ラップもやるしロックもやる器用さも持ち合わせてます。渋谷公会堂でドリフの「全員集合」をやっていたという 故事(w)を持ち出してのトークはわれわれには涙もの!
ギターの人のTシャツにはなぜか「塩」と書いてありましたw

8 大西洋平

ピアノもギターもこなす、弾き語りスタイルの人。悲しい歌を悲しそうに歌うのはいかがなものかという感じもしましたが、渋谷を本拠地としている若者(お金 には困っていない、いわゆる今時の人)の心情はうまく表現できるのだろうと思いました。

9 MUSIQUA

完成されているという印象。もうちょっとはじけてもよかったのではないかと思いました。もちろん、演奏はすごかった。

10 SECADE

シーケーダ、と読むそうです。ACIDMANにちょっと近いのかもしれませんが、もっと繊細で、70年代のフォークロックって感じがしました。私は好きで す。ベースが5弦ベースを使っていたので、低音がきいていた。

11 SAKURA BANDA

女性ばかり11人のバンドという、かなりインパクトのあるバンド。トロンボーン、サックス、トランペット、ツインボーカル、と話題豊富な上、楽しい演奏を 見せてくれたので、うれしかったです。ボーカルの二人がお互いを指さしながら歌うシーンなどのパフォーマンスを磨けば、全国制覇も目指せるのでは!  ・・・って誰なんだお前って感じですがw

12 ダムダム団

トリです。昔友人から借りたへヴィメタルのテープを思い出しました。高音のボーカル、文句を言わせない演奏(ハードロック、へヴィメタルは演奏がうまくな いと間抜けになってしまいます。だから相当練習しているはず)、そして歌詞「いーやー」!
このインパクトはなかなか真似できないと思いました。

(2006.12.8)



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