最後のスタンディングオベーション

By 管理人


 先日、○○市観光会館に、最後の全国ツアーを見に行きました。早速レポを
(1)トーク(2)選曲(3)まとめの順でまとめます。

 タニムラコムでは、コンサートの内容に触れるカキコは禁じられているようです。シンジ本人の意向だとか。しかし、本ホームページでは内容に触れていきます。コンサートに行けないファンもいる。ホームページを使えばそういうファンの役に立てる。これが理由です。私としては、今回のツアー休止後、できれば過去のコンサートの曲目をタニコムで紹介してもらいたいと思っているくらいです。MD編集なんかの参考になるはずです。
 そういう意味で、曲目を知りたくないとか、これから見に行く方は読まない方がいいかも、です。ただ、今回はコンサートでの曲順にこだわらずに紹介することとしました。これにより、コンサートでの楽しみがなくなるということが少なくなるのではと思います。これでも工夫してるんですよ(笑)。

では早速まいりましょう!!


(1)トーク

 かつて笑福亭鶴瓶に「どうしてこの人に大阪の若者は弟子入りしないのだろう」と言わしめたトーク。相変わらず絶品でした。ここでは思いつくままにランダムにご紹介しましょう。

・「休み前のタニムラ」ネタ。

○○市に来たときに必ず言うこの言葉。

休み前のタニムラは恐い。

毎年の反応=「おおお」同時に拍手。こういってもらえるとファンは安心です。

・「二階席のアツイ拍手」ネタ。

基本です。しかし笑う。まさに印籠状態です。「来るか、来るか、来るか、来た〜!」って感じですかね。

・「ウエディングドレス」ネタ。

花嫁さんがなぜ白いウエディングドレスを着ているか知っていますか?みなさんご存じなのは、白い服を着ることであなたの好きなように染めてください、っていうやつだと思うんですが、今や時代は逆です(爆)。

 ― さすがの切れ味、平松のカミソリシュート並みです。

・「いい日旅立ち」ネタ。

最近では結婚式で「いい日旅立ち」を歌ってらっしゃる方が多いです。みなさん大声で歌っていらっしゃる。しかし、歌詞の内容をよくかみしめていただけるとわかるんですが、「日本のどこかに 私の待っている人がいる」ですからね。ここにいるあんたとは違う誰かが待っている(!)って言う意味ですよ。

・「アリスナンバー」ネタ

アリスナンバー歌っているとホントに気持ちいいんですよ。いい曲ばっかりやなあ、一体誰がつくったんやろう(爆)

 ― 得意の我田引水ネタですが、嫌味が全くないのが素晴らしい。オチへのもっていき方、見習わなくては。

・地球ネタ

地球がなぜ丸いか知ってますか?一度別れた人たちが再び出会えるように、わざわざ丸く作ってあるんです。

 ― 会場われんばかりの拍手でした。寂しさとユーモアとが入り交じったこのネタ。シンジの真骨頂ですね。

・ヤングチーム、アダルトチーム

手拍子でリズムを取る、これも得意ネタの一つですが、会場を一体にする効果がありますね。


(2)選曲

今回のツアーで最も注目すべきだったのが、選曲です。「隠れた名曲」の嵐!これまたランダムに拾っていきましょう。

・当ホームページで最高傑作としている『EMBLEM』からついに登場!「九龍の出来事」!!しかも2曲目とは!!度肝抜かれました。また、オープニングナンバー「龍のエムブレム」ではなくて、2曲目を選ぶセンスに感激しました。もちろん演奏も高レベル。聞いていると、ひょっとしたら、シンジがこのページを読んでいるのでは・・・とさえ思えてきました。だってまさかそうだとしたら、かなり恥ずかしい。ただ、アツイ思いだけは感じ取ってもらいたい!!!

・「スーパースター」。これまた名曲です。曲調があまりにも地味でヒットには結び付きませんでしたが、時代を越えて歌い継がれていくべき曲でしょう。私も昔追いかけたなあ、薬師丸・原田・富田靖子・ヒロスエなど(多すぎ)。

・「ガラスの花」。感動です。さすがです。やってくれました。『抱擁』に名曲が多いのはみなさんご存じの通りですが、中でも名曲の誉れ高い一品。高田みづえさんも泣いて喜ばれたことでしょう。

・「今のままでいい」。発表当初から題名が好きでよく聞いていました。不倫を扱った曲ですが、なんか卒業の歌のような気がしていたからです。歌というのは、自分がその時々におかれていたシチュエーションと密接に関連して自らの記憶に残っていくのものなのだなあと感じたのをよく覚えています。
 この曲、ライブで満を持して登場というかんじです。ステージの傾斜を降りながら歌うシンジがカッコイイ!!

・「残照」。「今まで自分は送っていく側の人間だと思っていたけど、いつのまにか送られていく側の人間になっていることに気づいた」というトークの後に歌った曲。しみじみ聞きました。「死」はシンジ研究には書かすことの出来ない要素であると思っていましたが、ここで再確認。この時期の骨太な曲達、もちろん好きです。

・「宝石心」。隠れた名曲なのかどうかははっきりしませんが、「忘れないでね。忘れないよね」のフレーズに、今までのシンジとは少し違った言葉遣いを感じました。

あと隠れていない名曲も。これもランダムにとりあげましょう。

・「22歳」! 久々ではないですか。この曲が取り上げられたのは。言わずとしれた83年後期から84年にかけてのヒット曲です。当ホームページでは、パクリネタ(注:アレンジですよ!)で分析まで行う念の入れようでした。当時はとにかく好きで、頼まれてもいないのに友人のカセットに無理矢理録音して聞かせたりしたものです。

・「走っておいで恋人よ」定番ですが、最後かと思うと涙・・・

・「いい日旅立ち」。これも同様。ここまで愛された曲がかつて日本にあっただろうか・・・

・「群青」。ライトの演出が最高でした。

・「far away」。これも聞き逃せません。

・「チャンピオン」。私としては生ギターのチャンピオンを聞きたかった。いつもどうしてもハードロックっぽいアレンジになってしまいます。アンプラグドのチャンピオンこそが王道だと思うのですが。ただ、ライトアップの演出は素晴らしかった。

・「サライ」。泣きます。これを何故紅白で歌わないのか!テレビ局の厚い壁なのでしょうか。


(3)まとめ

最後は、今までこの町になかったスタンディングオベーションでしめくくられました。シンジは、マイクを通さないで「また会える、また会える」と言っていました。その口元を見て、またまた涙が止まらなかったのでした・・・


2003ライブレポ追補(1)

トークを追補します。

・筑紫哲也ネタ:シンジが『ニュース23』を見ているというのは、通なファンの間では知られた事実でありますが、ここでも出ました。

筑紫哲也さんの頭。あないふくらませんでも(爆)・・・たまにムッとするときあるんですけど(笑)。ところで、あの番組(「ニュース23」)見るとき楽しみがあるんです。筑紫さん、体調が良いときは「こんばんは、筑紫哲也です」ってちゃんと言わはるんですけど、たまに体調が悪いとき、ひっかかるときがあるんですよね。それが楽しみで。

「こんばんは、筑紫哲也れす」(爆)

これ見たときには「よし!」って思うんですよ。


2003ライブレポ追補(2)

・コンビニネタ:語尾や口調は少々異なっています・・・概要は次のようなものです。

 コンサート終わってから後かたづけしてシャワー浴びてとかしていると、11時くらいになるんですよ。○沢くらいの大きな都市のホテルになるとルームサービスがあるんですけど、小さな町なんか行きますと、そんなもんないんですよね。一回「ルームサービスありますか?」って聞くと「なんですかそれ」(笑)って聞かれたことありました。そんなときはあきらめて、コンビニを利用します。
 コンビニ行って、弁当の棚を見る。ところが、この時間帯っていうのは、弁当が入れ替わる時間で、端境期っていうのか、ちょうど何にもないんです。でも1個くらいは残っている。でもなんか乾いている感じで、鮭の皮なんかちょっと反った感じになってるんですけど(爆)、ああこれしかないんだあ、ってしばらく眺めてからそれを手にとって。「あ、サラダも食べな」ってサラダも選んで、レタスとかしなっとなってるんですけど(笑)、それをレジに持っていって、「暖めますか?」「はい」。戻ってくる。
 「サラダまでチンせんでも・・」(爆)
 でそれをホテルまで持って帰って食べる。わびしいようですが、意外とこういうの好きなんですよね(笑)。
 
 コンビニ弁当食べながら「ニュース23」を見るシンジ。愛おしいですね。


・2003ライブレポ追補(3)
 
 近くにコンビニのないところもあるんですよ。谷村も大好きな福井(拍手)。ここなんか良い所なんですけど、以前コンサート終わって外出たら、駅前が壊滅状態で(爆)。真っ暗(爆)。でも1件だけやっていて、そこに行ったらスタッフ全員居たという(笑)。集合もかけてへんのに。

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