1 : 頭文字“ま”
一番ノリ(^0^)!
ところで(いきなり話題がそれますが><)カラオケでも今この曲があるとのことですが間奏の汽車の「ポ〜ッ!」「ゴッゴシュッシュノ」も入ってるんですか?
最後の台詞「ご・く・ろ・う・さ・ま」が「声にならず唇だけがかすかに動いた」というのが「日本の奥さん!」って感じでいいなぁ〜泣けます(TT)。
2005年05月06日 06:06
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2 : アンソニー
【花束-最後の汽笛-】
今汽笛を鳴らし最後の汽車が走る
汗とすすにまみれ走り続けてきた機関士がいた
娘は19 春になれば花嫁になってしまう
それが 辛くもあり嬉しくもある
そんな父親だった
この駅のはずれで泣いてた子供達も
成人式を終えて都会へと出て行って戻らない
ルリ色の海
右手に拡がり通りすぎる踏切はかつて
妻の手を引いて家を出た想い出のあの場所
昨日の夜のこと 娘がぽつりつぶやいた
彼の望んでる都会へ
私もついて行きたい”お願い
”いいよと陽気に言っはみたが
思い出は消せるどころか
飲めない酒を浴びるほど飲み
天井を見つめて泣いた
この汽車が最後の駅に着いたその時には
私の人生の仕事はすべて終ってしまう
楽しい日々をくれた娘に精一杯の思いを込めて
すすで汚れたこの手で今 最後の汽笛を贈ろう
ララノノ ララノノ
汽車が着いた駅の古びた柱の影に
人垣をさけながら立たずむ白髪まじりの妻がいた
頬をつたわる涙ぬぐわず 白い花束をかかえて
声にはならないけれど かすかに唇が動いた
”ごくろうさま
ララノノ ララノノ
2005年05月06日 09:32
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3 : きょろ
前回シンジ祭りでは、管理人さんが担当された曲ですね!
泣ける歌ですよね。
それと情景が浮かびやすいというか。
頭の中に、“天井見つめて泣いているお父さん”の姿とか、“白い花束をかかえてたたずんでいる妻”の姿とか。
あと、びっくりするような大きな音の汽笛も印象的です。
結婚式でよくある“花嫁の手紙”シーンなんかでかけると、“泣ける場面”が作れて盛り上がるんでしょうね。
シンジファンでこれから結婚をひかえている皆様(!?)、参考になれば!
頭文字“ま”さん
カラオケにも一応汽車の音がはいっていますが・・・
あまり期待しない方がいいです(笑)
アンソニーさん
歌詞「毎度ありぃ〜」です! 凝った写真もいいですね。花束のポイントですよね。
2005年05月06日 21:11
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4 : しんみん
私は前回のオフ会では、「引き潮」で帰ってしまったので、
この曲の時にはすでに居ませんでしたねえ。
実は、オフ会以前に大学の友人とカラオケに行ったとき、
この曲を唄ったことがあるんですよ。
汽笛の音は「今のは雑音?」といわれてしまいました。
1回目のフェードアウトのときも「まだ終わらないの?」
などといわれてしまいました。
肝心の歌詞をもう少し見てほしかったですねえ・・・。
余談ですが、「ハーバー・ライト(港の灯)」の
イントロ部の効果音も頂けなくなっていましたよ。
2005年05月07日 05:33
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5 : シンジ学入門の管理人
私、この歌の歌詞で一番好きなのは、最初のところです。
『今汽笛を鳴らし 最後の汽車が走る』のうちの『今』です。好きな理由は以下の通り。
まず、『いっま〜』から歌が始まることで、私たちは一気に歌の世界に入り込むことができる、そんな感じがしています。 次に、『今』っていつなんだろう?という想像もかきたててくれます。
名曲ですね。
さて、今回はもう一つ書き込ませていただきます。みなさんへの問題提起といえば言い過ぎですが、お問い合わせです。
みなさんにお聞きしたいのは、この歌の『時間』です。私は、この歌は、かなり短い時間の物語りなのではないかと思うのです。つまり、汽車が最後の駅に到着する直前に、ほんの一瞬、機関士が思い出したことを歌っているのではないかと思うのです。
私は当初、この歌は、機関士が長い距離を走っているあいだに思い出したことを歌っている、と考えていました。しかし、1番の「この駅」というのは「最後の駅」なのではないかと思いあたりました。すると一気に上のような推理につながっていったのです。
いかがでしょうか?
2005年05月07日 09:38
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6 : 頭文字“ま”
頭文字“ま”的には
> 今汽笛を鳴らし最後の汽車が走る
が運転士にとっての「ラストラン」の“走り出し”だととらえています。
> この駅
は途中停車するある駅なのだと思います。
ですから次に
> ルリ色の海右手に拡がり通りすぎる踏切ノ
と次の駅までの景色が描かれています。
> この汽車が最後の駅に着いたその時には
この「最後の駅」は妻が待つ終点でしょうね。
そこへ辿り着くまでに
> すすで汚れたこの手で今
汽笛を鳴らすノと。
そんな感じに理解してます(^^)。
ローカル線だと推測していますが、結構長い時間なんじゃないですかねぇ。
2005年05月07日 10:48
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7 : きょろ
「この汽車が最後の駅に着いたその時には 私の人生の仕事はすべて終ってしまう」&「ノ最後の汽笛を贈ろう」
という未来形の歌詞が途中で入ってきます。
ですので、この時点までに出てくる内容は、汽車が走っている最中(停車駅も含めて、最後の駅に着く前)に考えたこと、目に映った景色(に対する想い)を表しているのだと思います。具体的には、「この駅のはずれでノ」から「ノ想い出のあの場所」までの2節目は、目に入ってきた景色に関する思い出で、「昨日の夜のことノ」から「ノ天井を見つめて泣いた」までの3節目は機関士の頭の中で回想したことなのでは?(ただ、「昨日の夜のことは」は常に頭から離れていない状態だと思うので、「回想」という表現は相応しくないかもしれないですがノ)。
ですので、頭文字“ま”さんと同じように、ある程度長い時間なのではないかと推測しています。
いかがでしょうか??
2005年05月07日 23:33
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8 : シンジ学入門の管理人
うむ〜 やはり無理筋でしたか。反論する材料もないので、ある程度長い時間と考えざるを得ませんね。
では次の問い合わせですが、これはどの地方のローカル線ですかね??
ルリ色の海が右手に広がるローカル線。。。上り下りで右手、左手変わってしまいますが、海沿いを走るローカル線。81年の作品ですから、北海道とか東北地方が近いと思うのですが。。。
愚問ですみません。
2005年05月08日 01:55
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9 : 頭文字“ま”
81年の作品ですが蒸気機関車であることを考えると、時代設定はもっと古いのでは?とも思います。
「踏切」が思い出の場所であることから山の傾斜が激しいド田舎というわけでもなく適度に栄えている田舎とも思えますし、「いいよ」「ごくろうさま」と放言が全くあらわれないことからコテコテのローカル線でもないんじゃないかという推理も成り立ちます(爆)。
また「彼の望んでいる都会(まち)」が「東京」を指すのであれば、北海道、東北以外に九州、四国(太平洋側)、山陰ノどこでもあてはまる気もします。
う〜むノムズかしすぎます(--;。
2005年05月08日 04:35
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10 : シンジ学入門の管理人
す、すばらしい推理です!時代、地方の設定については、いくつもの推理が成り立ちますね。
(1)蒸気機関車の時代を考えることについて
たしかに81年より前と考えるのが妥当ですね。
いつ蒸気機関車が廃止されたのかちょっと知りませんが、それ以前であることは確か。70年代より前? キラメキさんおわかりになりませんか??
(2)何地方か?
これについては、私自身は、東北、北海道というふうに考えています。どうも九州、四国はなさそうだと。というのは、70年代後半に「いい日旅立ち」を出して以来、80年代初期の曲については、「北志向」というか、場所を北、季節を冬に設定した曲が多いように思っているからです。「海を渡る蝶」を見ても「天狼」「群青」ともに冬の歌です。西は歌っていない。西を歌い出すのは「祇園祭」とか「三都物語」とかもっと後になってからのように思います。まとめると、当時の作風から言って北を舞台にしている可能性が高いと考えています。思い込み過ぎですかね?
(3)方言
方言から「コテコテのローカル線でもないんじゃないか」と推理される展開は素晴らしいです。まったく気付きませんでした。それでさっそく、頭文字“ま”さんの枠組みを用いて私も考えてみました。
たしかに、「いいよ」「ごくろうさま」は方言ではありません。ただ、全国どこででも使われているともいえるのではないか。どこででも「ご苦労様です」はいいますよね。だから「コテコテのローカル線」の可能性も捨てきれないように思います。こうなると水掛け論になってしまい、生産的でなくなるのでいけませんね。ただ、仮に「コテコテのローカル線」であったとしても、「人垣」と最後に出てくる所からすれば、ある程度の人口はいる場所なのでしょうね。
(4)季節
ついでに季節のことも。最後の列車を走らせているわけですから、定年ということで、3月、季節的には冬と春の間ということになる
のでしょうか?
(5)その他 最後に私の下らないイメージを聞いて下さい。
私はこの曲を聴いていると、なぜだか菜の花が頭に浮かびます。これは単なる幻想なのでしょうか??
うむ〜 謎が謎を呼ぶ感じです。。
2005年05月08日 04:41
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11 : シンジ学入門の管理人
(2)がちょっとおかしいので訂正です。
これについては、私自身は、東北、北海道というふうに考えています。どうも九州、四国はなさそうだと。というのは、70年代後半に「いい日旅立ち」を出して以来、80年代初期の曲については、「北志向」というか、場所を北、季節を冬に設定した曲が多いように思っているからです。「海を渡る蝶」を見ても「天狼」は、北/冬の歌、「群青」は冬の歌です。少なくとも西は歌っていない。西を歌い出すのは「祇園祭」とか「三都物語」とかもっと後になってからのように思います。まとめると、当時の作風から言って北を舞台にしている可能性が高いと考えています。思い込み過ぎですかね?
ちょっとだけかえました 笑
2005年05月08日 07:29
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12 : 頭文字“ま”
なるほど!
詞をただ見るだけでなく“シンジ学”としてとらえなければいけないんですね(^-^)。
季節は「春になれば花嫁になってしまう」「成人式を終えて」あたりから2〜3月くらいと予想できないでしょうか。
北方面でこの時期に菜の花というと、ちと苦しいかな(^^;?
福島、宮城あたりでしょうか?
2005年05月08日 14:02
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13 : たか
場所についてですが、私はなんとなく国内というより海外の景色を想像しておりました。
曲の雰囲気が、洋画を彷彿とさせるからでしょうか?
>飲めない酒を浴びるほど飲み
>天井を見つめて泣いた
ここの部分など、私の中ではハリソンフォード風の渋いおじさんがバーボンを片手に、天井のくるくる回る羽根(わかりますでしょうか?笑)を見上げている・・・という情景がこれでもかと浮かんでくるのです。
ただこれは単に私の頭に浮かぶイメージなので、説明の仕様がないのが残念ですが。。
2005年05月09日 04:21
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14 : アンソニー
勝手な推理をいたします。まず気になるところが4つ。
「娘は19 春になれば花嫁になってしまう」
「妻の手を引いて家を出た想い出のあの場所」
「昨日の夜のこと 娘がぽつりつぶやいた彼の望んでる都会へ」
「この汽車が最後の駅に着いたその時には私の人生の仕事はすべて終ってしまう」 以上の4つの観点から・・・
定年65歳と考えて46歳の時に生まれた娘。妻も高齢出産か?
昔、現在の妻の手を引いて家を出るということは機関士には、その時点で元妻がいて、浮気相手の現妻とかけおちしたのか?
娘の彼は同じ地元。田舎者だから都会へ行きたい。
(勝手にシナリオコーナー)
寂びれた街を走る蒸気機関車。
いつもと変わらず力強い走り。黒い煙を吐き続ける。
機関車を操るのは無口な白髪の機関士。
19歳の時から機関車と共に生きてきた・・・。
かつて機関士には家庭があった。しかし子供はいなかった。
妻は金持ちでいいなずけ。機関士の仕事が嫌いだった。
お互いが冷め切った夫婦。彼は機関士の仕事を誇りに思っていた。
汚れた手、格好のまま自宅へ帰らず行き着けの飲み屋へ通う毎日。
飲むのは酒ではなくカルピス。。。
唯一安らぎがあった。
それはその店で働いている女性に会うことだった。
2人は 同級生。かつてお互いは惚れあっていた。。
高校卒業と同時に彼女は都会へ嫁に行ったが1年前に駄目になって田舎へ帰って来ていた。
機関士が来ると彼女はいつも温かいオシボリを「ごくろうさま」と優しく声かけながら2,3本手渡してくれる。
今日1日あったことを話す機関士に妻とは違う優しい笑顔で聞いてくれる彼女。。。。。やがて彼女は妊娠。
もちろん機関士の子供。
機関士は自宅に彼女を呼び元妻と別れ、彼女と暮らすことを決意したことを告げる。
そして彼女の手を引いて家を出る機関士。
半年後、生まれた子供は息子じゃなく娘。大切な宝物。。
娘は子供の頃から機関車、特に汽笛が大好きで「いつか私も機関士になりたい!」と言っていた。
しかし・・・大きくなった宝物は機関士より素敵な地元の男を選んでしまう。。
終いには「結婚して都会へ行きたい」と言い出す始末。
複雑な機関士の思い。
大切にしてきた宝物がどこかの馬の骨に簡単に持っていかれてしまう淋しさ、悔しさ。
しかし幸せそうな娘の顔を見て嬉しい・・・。
更に彼は大好きな機関士を止めなければいけなかった。
定年である。
大切なものを一度に2つも失おうとしている。
人生がすべて終わると悟ってしまう。。。
遣り切れず、とうとう飲めない酒を口にしてしまう機関士。
すると飲んだ分だけ目から溢れ出してくる。。
やがて最後の勤務の日。いつものように家を出て勤務してる古びた駅へ。
そして最後の運転。往路である。
石炭を釜へどんどん入れる。機関室は40度を越える猛暑。
時は2月下旬。まだ春ではないので窓から吹き込む風はまだ冷たく気持ちいい。
外のいつもと変わらぬ風景を見てると様々な思い出が走馬灯のように蘇ってくる。あのこと・・・このこと。。
そして娘の幸せを祈る汽笛・・・最後の汽笛になる。
駅に到着すると関係者が大勢迎える中、機関車を降りる。
温かい拍手と声援で迎えられる中、離れたところでぽつりと白髪まじりの妻が立っている。
気づく機関士。
手には機関士が大好きなかすみ草の花束。
目が合う二人。
妻の口が動いた。
「ごくろうさま・・・」
機関士は満面の笑顔で頷く。
大好きな仕事をするために陰ながら支え応援してくれた妻。
本当の宝物は妻だったことに気づく機関士。
帰り道、二人寄り添い歩く。。。
機関士の右手には花束。
左手には宝物の妻の手をしっかりと握りしめながら。。。
また新たな人生への旅立ちである。。。
ララノノ ララノノ
-Fin-
セラヴィ!!!・・・短編映画ですね。。この歌は。。
ぜひどっかの監督が撮らないかな?
長文レスごめんなさい。。
2005年05月09日 12:46
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15 : シンジ学入門の管理人
私も福島、宮城あたりを考えていたのですが、西洋(ハリソン・フォードということはアメリカか?)が舞台という説があるとは!意表をつかれました。他の歌詞との整合性がとれれば、十分成り立つ考え方なのではないでしょうか。
また、
機関士の定年なんて考えてもいませんでした。これも着眼点がすばらしいと思いました。
それでさっそく機関士の定年を調べてみました。
http://yorozu.infonav.net/sl/index_91.html
をみると、現役を退いて36年の、91歳の機関士の物語が語られています。すると、91ー36=55ということで、定年は55歳だったことが判明します。したがって、娘が生まれたのは、55ー19=36で、36歳の時の子どもだというのが答えになりますね。とはいうものの、当時(1970年代以前?)36歳で出産ですから、アンソニーさんのおっしゃる通り、相当の高齢出産であった事は間違いありません。
2005年05月09日 23:19
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16 : きょろ
「妻の手を引いて家を出た」という部分なのですが・・・
私は、単に“妻”の両親に結婚を反対されていて、それを押し切って、半ば駆け落ちみたいな状態だったのではないかと、考えておりました。
発想が単純すぎましたかね?
それにしても、皆さんのこの歌に対するイメージが実に様々で、とても楽しませていただきました!
勉強になります!!
2005年05月10日 00:35
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17 : フロントスリーパー
場所についてですが、東北地方で決まりそうな雰囲気なので、私はあえて「物言い」をつけたいと思います。
場所を推理するキーワードとして「ルリ色の海」があります
ルリ色の海(瑠璃色)と聞いて連想するのが、綺麗な色、穏やかな流れ等がありますが、それより何より、まず南の地方を思い浮かびます。(日本でいえば西)東北地方を連想するのは難しいんではないでしょうか?
それでは何処か?
まず沖縄。沖縄と蒸気機関車は論ずるまでもなくナシ。
次に九州。九州の海と「穏やかな流れ」はイメージするのにやや難あり。西で、綺麗な海で、穏やかな流れ、そうです
瀬戸内海です。瀬戸内海に面して機関車が有名な県。
ズバリ、山口県。
以上 妄想論でした。すまんの〜 笑えよ〜
2005年05月10日 10:11
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18 : シンジ学入門の管理人
きょろ さん
私も駆け落ちは考えました。「手をひく」という言葉のニュアンスを調べる必要があるようです。
フロント さん
ご意見ありがとうございます。
「瑠璃色」からの推理ありがとうございます。しかしどうでしょう。瀬戸内海は現在のシンジが歌っている地域です(半空)。当時の作風からいて、ちょっと難しいように思われます。むしろアメリカとかの方が映画好き、アメリカンフォーク好きのシンジに合うように思うのですが、いかがでしょうか。
それともうひとつあります。
http://blog.livedoor.jp/dsp/archives/10112011.html
瑠璃色は、群青と同じ色だというのです。だとしたらやはり南の海と考えるのは難しいのではないでしょうか。ただ、出典がブログなのが難点ですが。。。
ストーリーについてはいかがでしょうか。フロント氏の御説をお聞かせ下さい。
2005年05月10日 13:50
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19 : 頭文字“ま”
「ルリ色の海」もそうなんですが、後ろの「右手に広がり」という歌詞から“太平洋”を想像しています(^^)。
頭文字“ま”のイメージでは海岸もあまり険しくなく、適度に町や田畑もある場所と隣り合ったところノ江ノ電の「稲村ガ崎」附近のイメージなんですよね。
でも、当然、江ノ電であるわけがなくノそこで福島あたりをあげさせていただいた次第です。
よく考えたら茨城でもいいかも?
また千葉船橋あたりも埋め立て前は鉄道の脇にすぐ海があったとかノ東京湾ですけど(^^)。
「アメリカ説」は反対!
ハリソンフォードがロックを飲み干すという絵は「なるほど」と思うのですが、「成人式」とか「古びた駅の柱の陰」という雰囲気が、どうも違う気がします。
2005年05月11日 00:44
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20 : フロントスリーパー
菅さん
瑠璃色にかんしては、こんな絵もあります http://www.geocities.jp/maihime_f/okinawa.htm
南(西)も捨て難い?
さて、ストーリーですが、皆さんのイメージを壊すといけないので黙っていましたが、リクエストとあれば(笑)書かせていただきます。
この曲の最重要ポイントの詞は
「飲めない酒をあびるほど飲み・・・」の部分。
いくら最愛の娘が結婚するからと言って、飲めない酒を、ましてや浴びるほど飲みたい気持ちになるだろうか?
理由はカンタン、娘は”出来ちゃった婚”なのです。
現在では珍しくなくなった出来ちゃった婚ですが、この曲が発売された時代はまだとんでもない事。しかも年齢はまだ19。 本来なら猛反対して結婚を潰したい心境ですが、主人公は駆け落ちで、両親を裏切った過去があるため娘の事を言えない。
「あ〜 こんなところまで似なくて良いのに・・・」
一瞬自分の結婚は間違いだったのかと脳裏をよぎったが妻の最後の言葉「ごくろうさま」で少し救われた気持ちになった。。
一曲に人の半生を歌いきるシンジの真骨頂といえるでしょう。
そしてこのドロドロ感は、後に「青春残酷物語」「夜顔」等といった恋愛ドロドロ人生曲へと変貌していくのです。
2005年05月12日 08:45
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21 : シンジ学入門の管理人
瑠璃色をヤフーの辞書で調べてみました。
るり‐いろ【ララ瑠ララ璃色】
1 紫色を帯びた濃い青色。
2 襲(かさね)の色目の名。濃い浅葱(あさぎ)色
やっぱり群青と同じような色です。絵の方はイメージだけでは?
ストーリーはすごいですね。「できちゃった婚」説ですか。ない話ではないです。
さて、ここでみなさんの考えの共通点といいますか、まとめてみたいと思います。断定形でまとめてみました。
1 この歌は、機関士が定年を迎えて、万感の思いを込めて汽笛を鳴らす歌である。
2 日本が舞台の歌である。(アメリカ説だと酒場のイメージはぴったりだが「成人式」の説明が難しい)
3 太平洋側が舞台である。(北か東か西かは別れる)
4 汽車を運転している時間はある程度長い。
5 機関士は現在の妻と駆け落ち同然で結婚した。
6 最後の汽車を運転するまで、機関士は娘の結婚を素直に祝う気持ちになっていなかった。(できちゃった婚かどうかは今後の議論次第)
こんなところでしょうか。あと付け足せるものがあればお願いしたいと思います。
それにしても深い歌です。
フロントさん
私はこれがドロドロ系の歌とは思わなかったです。今でも思ってませんが、すごい読みです。うーんさすがですね。
頭文字“ま”さん
江ノ電ですが、どうなんでしょうか。昔は機関車だったんじゃないですかね。いつ開通したのかがわかれば、可能性は残ると思います。
2005年05月12日 13:26
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22 : きょろ
娘のできちゃった婚説、かなりいいところついてると思います。
さすがフロントさんです。
それにしても、この歌が「夜顔」や「青春残酷物語」の原点だったという発想は画期的でした(笑)
2005年05月13日 00:53
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23 : シンジ学入門の管理人
私はこの曲を「夜顔」「青春残酷物語」と結び付けるのはさすがに難しいと思いますよ。これらの曲は、むしろ「夢行燈」あたりと結び付けて行った方が自然ではないかと。
「花束」のような短編映画系の曲は、「スーパースター」とか「CORAZON」などと結び付けていった方がわかりやすいと思います。
曲のテーマ別分類という別のテーマに突入しそうです 笑
頭文字“ま”さん
『江ノ電』調べてみました。ホームページによると、江ノ電は1896年から電鉄だったんですね。。昔から電車だったとは。。知りませんでした。ですから残念ながら江ノ電を直接の舞台とするのは難しいようです。ただ、伊豆の春のイメージは曲の雰囲気にぴったりくるのかもしれませんね。曲の中では雪もふってませんし。。。もっとも私は東北説の方が可能性が高いとは思いますが。。
2005年05月13日 01:14
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24 : フロントスリーパー
菅さん
スーパースター? CORAZON? それこそ私が定義した
恋愛ドロドロ人生曲じゃないですか!
それはそうと、なかなか次の曲にいきたがりませんね。
なにか理由でもあるんですか 爆
2005年05月13日 12:48
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25 : シンジ学入門の管理人
スーパースターはドロドロではないですよ。
ドロドロ系
「夢行燈」「夜顔」「青春残酷物語」
映画系
「花束」「スーパースター」「ジョニーは戦場に行った」「祇園祭」ノノ
こんな感じで分類可能でしょう。もちろん映画系かつドロドロ系というのもあるでしょうが、それは時が来ればということで。 いずれの系統の曲も、「海猫」にその原型があると思われますから、今後の検討課題でしょう。
次の曲に行きたがらないのは、この曲が好きだから、それだけです! 解体新書のトピはどなたがたててもいいんですよ! では次にいきますか!
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